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今月の特集第10回『ハートに届くコミュニケーションテク ~同僚・上司・部下篇~』

「また先生を怒らせちゃった…」「いくら言ってもわかってくれない!」「師長とギクシャクして…もう辞めたい」など、人間関係はそのまま転職の理由になるほど大きな悩みの一つ。でもコミュニケーション次第で人間関係は案外変わるものです。

人間関係の悩みが仕事の不満点

人間関係の悩みが仕事の不満点看護師に仕事に不満を感じている点を聞いた某調査会社のアンケートによると、「職場内の人間関係の悪さ」という答えが4割ありました。転職の理由としてもよく挙る答えです。特に夜勤など人が少ない時間帯は、組む相手との時間も濃密なだけに、相性の良くない相手とあたると、ずっと息が詰まる思いをしながら働かなくてはなりません。

でも、それを仕方のないことだとあきらめていたら、毎日が苦痛になります。

まずは、合わないという思い込みを捨てて、こちらからの接し方を変えれば、意外と人間関係はうまくいくものです。
今回は、職場の人間関係を上手に運ぶためのコミュニケーションテクニックをご紹介しましょう。

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職場の人間関係を良くするテクニックは?

言葉のかけ方や接し方ひとつで、相手から嫌われたりうとまれたり、誤解を生んだり。人間関係を築くうえでコミュニケーションスキルはとても重要になってきます。そこでコーチングの技術を持ち、看護管理者の研修なども行っている太田加世さんに、看護師の職場での人間関係を良くするコツについてお伺いしました。

「おはよう」などひと声かけて 人間関係づくりからスタート

個人情報保護法ができた頃から、職場内においてもプライベートに踏み入らないようにしようという意識が強まり、スタッフ同士の関係性が薄まってきました。しかし、それが極端に寄り過ぎる傾向が見られます。相手のことを知らずに、良い関係をつくるのは困難です。

知らないからわからない、わからないから話せない、話せないから近づけない。そんな悪循環を脱してください。まずは挨拶から始めて、少しずつ距離を縮めることで相手を知ることが大切です。そうすることで次第に相手に適したコミュニケーションの仕方がわかってくるのです。

それでも、どうしても苦手という相手はいるものです。そんな場合は「その人とうまくコミュニケーションがとれている人の接し方を見て、学びましょう」(太田さん)。ああいう話題なら話がはずむんだな、こういう言い方をすると耳を傾けてくれるんだ、と相手に適した接し方を覚え、まねることから始めましょう。

人間関係を築いていくことが大切なのは、部署内だけではありません。事務や地域連携室、他の部署との付き合いも、まずは挨拶から。お互いの仕事の現状を知らずにいるために、無駄や損をしていることもあります。情報を交換することで、お互いにより良い関係がつくれ、より良い仕事ができるようになります。

仕事を抱え込まない 任せることで良い関係に

相手に任せることが信頼関係を築く!「看護師は、なぜか仕事を抱え込んでしまう人が多いんですよね。また、指導的態度をとりがち。相手を信頼して、任せることでつくれる良い関係もあるのですが…」(太田さん)

最近は薬剤師や栄養士、検査技師、理学療法士、作業療法士など多職種の人がチームを組んで行うチーム医療が、重視されるようになってきました。ところが、得てして看護師は「人に頼むよりも自分でやったほうが早い」と、なんでもかんでも仕事を抱えてしまいがち。その結果、周囲のスタッフのプライドを傷つけたり、忙しさのあまり人間関係づくりにまで手がまわらないといった悪循環に陥ってしまいます。

相手の技術や知識を尊重して、任せるところは任せてしまうのがコツ。「患者さんのことは看護師が一番わかっている」という自負などにより、上から目線で、指導的な態度をとらないよう注意しましょう。相手を信頼して任せることで、看護師とは異なる視点や専門知識、技能を発揮してもらえます。また、任せたぶん、時間にも余裕が出てきて、全体を見渡して、より良い看護や、より良いコミュニケーションを行えるようになります。

ビジネスライクな仕組みと感情を上手に併用、使い分け

太田加世さん「たとえば申し送りなど業務上で重要なコミュニケーションに関しては、ビジネスライクに行える情報伝達の仕組みづくりと、感情を分かち合える関係づくりの両方を上手に併用していくことが大切です」(太田さん)

申し送りに関して、あなたが勤めている職場ではどのように行われていますか? 先輩のやり方を見て学ぶしかない環境でしょうか? 職場環境がどうであれ、欠かしてはいけないポイントは、伝えるべき点をきちんとフォーマットとして決めて、新人や不慣れな看護師でも、ポイントを落とさずに伝えられるようにしておくことです。

でも、フォーマットだけで必要な情報が伝わるわけではありません。そこからはみ出す部分は自由記述で書き加えたり、口頭で伝える必要があります。細かなニュアンスまで伝えるには、やはり常日頃からの関係が大切なのです。

しばしば速効性のあるノウハウを求めがちですが、コミュニケーションは一夜にしてうまくいくことはありません。日々の少しずつの積み重ねが大切です。たとえば医師とのやりとりでも、こちらが思うままに質問ばかりしていれば、声をかけただけで嫌な顔をされることになります。しかし、常にきちんと整理して、ポイントの確認だけを医師に求めるようにすれば、医師もこちらの質問に快く答えてくれるでしょう。

適切なコミュニケーションを行えるようにするには、ビジネスライクな仕組みづくりと、感情を分かち合い、相互に信頼できる関係づくりの両方をきちんと行っていくことが大切です。

プロフィール

C-FEN代表
太田加世さん

神奈川大学経済学部在学中に都立荏原看護専門学校に入学して看護師資格を取得した後、都立墨東病院脳神経外科、医療法人舟山病院(米沢市)内科等に勤務。 1998年 千葉大学大学院看護学研究科博士前期課程を修了(看護学修士)。その後、日本看護協会広報部、政策企画室(1998~2002年)、聖路加看護大学看護管理学助手(2002~2004年) 等を経て、看護師のためのコンサルティングファーム「C-FEN」を立ち上げる。『ナースのための管理指標MaIN』(共著/ 医学書院)も執筆。銀座コーチングスクール横浜校代表。

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